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さば缶

 

さばの水煮ほどうまいものはない。

鍋を食う時、煮えてきたな、と思ったらさばの水煮缶を開ける。固形部分を食べる。スープは飲まない。毎回思うが、さばの水煮は脂がのっていて本当にうまい。醤油をかけてもうまいし、わさびにも合う。鮨屋で食うつまみと同レベルで、いつでもうまくて感心する。

固形部分を食べ終わったら缶を取り皿にして鍋を食う。

さばの水煮スープは、野菜でも豆腐でも、肉でも魚でも餃子でも何にでもよく合う。

鍋の味付けはあってもなくてもいい。さっぱりした薄味がいい。水炊きでいい。

さばの水煮の味付けは塩のみなのに、さばのうまみがスープに溶け出している。味が薄くなったら、ポン酢でも、おろし焼肉のタレでも、醤油でも、わさびでも、山椒でも、コショウでも、何を足しても生き返る。足したいものを足していき自分好みの味にする。どんなラーメン屋のスープよりもうまいスープへと変化していく。熱いスープが飲め、体にもいい。

自分の好みで味付けしていくのだからまずいはずはない。こんなにおいしくて熱いスープは外食では絶対味わえない。ごはんにも合う。

サバ缶は高級品でなくていい。高いには高いだけの意味があるようだが、たぶんさばを厳選しているだけで、普通の人には違いがない。年によって脂ののりが違うから高ければうまいというものでもない。脂ののりのいい年は、100円なのに例年よりもコクが増し、味が奥深い。コンビニで売っているサバ缶もめちゃくちゃうまい。

なぜうまいものは高いのだろう? という疑問は誰もがもったことがある。ウニ、牛肉、まぐろ、フォアグラ、数が少なくて生産、製造、保存に金がかかると高くなる。

ラーメン、ポテトチップス、米など安くてうまいものはたくさんある。

基本的に、エサを食う動物系が高く、水と太陽で育つ植物系が安い。

しかし、納豆や豆腐なんて、もしも大量生産できなかったら高級品にふさわしい味わいがある。

鯨と同じようにさばだっていつ何が起こって漁獲高が減るかわからない。さばは安いが、高級魚よりうまい。

さば缶を取り皿にした鍋がまずいと思ったら、悪いのは味付けに失敗した自分自身だ。(山田)

 

 

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